2023/09/18 00:44

そんな

エリザベスとの

時間は

じんわりと温かく

静かに

優しい時間が過ぎていきました。

排泄を促したり

身体を拭いたり

ゴハンをあげたり


声をかけると

向こう側を向いていたのが

見上げるように

振り返って

愛らしい瞳で見つめてくる顔が

心底かわいくて

わたくしは

一生忘れないと思います。


その眼差しが

エリザベスⅠ世に

そっくりでした。


きっと

エリちゃんが入っていたのでしょう。


エリちゃんの時は

最期看取れなかったので

少し

後悔が残っていたのかもしれません。


また普段のお世話も

仔ネコがわんさかといた時で

座っている暇がなく

わたくしが座ると

すかさずお膝にきていた

エリちゃん、。

何度も

エリちゃんをどけて

作業をしなくてはならず

心苦しい思いが

長い間残っていました。

もっとお膝で

なでてあげればよかった…と

何度も思いました。


できなかったことを

エリザベスⅡ世のお世話をすることで

心残りを解消する

チャンスを貰ったのだと思います。


エサやりさまも

同じだったようです。

他の地域ネコさんが

具合が悪いのを目の当たりにして

捕獲しようと考えていたけれど

できなくて

しばらく来ないと思っていたら

裏の駐車場で亡くなっていたと知り

大変後悔をしたと仰っておりました。

それをエリザベスでは

繰り返したくないと思い

実行に移して

やり遂げたようです。


そんなお心優しい

エサやりさまは

エリザベスにも

頻繁にちゅーるなどを

お持ちいただきました。

心から

心配されていたようでした。



身体を拭くホットタオル


(つづく)