2023/09/16 14:21



エリザベスⅡ世。


彼女は

9/10 日曜日 11時45分

エサやりさまに

撫でられながら

息を引き取りました。


亡くなる

2週間前の日曜日

暗くなった頃

1本の電話が入り

足を引きずった

三毛ネコが捕まったので

車ですぐに

迎えに来てほしい。

1晩だけ

預かってくれないか、と

他のボランティア様より

連絡が入りました。


すぐに

駆けつけて

待ち合わせ場所に到着し

ほどなくして

3人の女性たちが

自転車を押しながら

現れました。


1人はお電話をいただいた

ボランティアさま

1人は餌やりさま

もう1人は

手作りの網を製作して

捕獲を

サポートして下さった方のようでした。


自己紹介と

一通りの捕獲劇をうかがい

ネコさんらしきものが入った

プラスティックの洗濯カゴを預かり

車に乗り込みました。


こちらで1晩過ごしている間に

エサやりさまが

三毛ネコさんを迎える準備を

整えるようでした。


車で

3分ほど揺られて

ウチに着いたばかりの

ネコさんは

後ろ脚の片側が全く動かず

反対の後ろ脚も

かろうじて

感覚があるという程度。



来たばかりのエリザベス



目ヤニも出ていて

鼻には

血の混じった鼻水が固まり

ぶーぶーと

音を立てて

苦しそうに息をしていた

到着したばかりの

エリザベス。


そのまま外にいれば

もうほぼ

生きられなかったでしょう。


ある方がおっしゃるには

外には

ハクビシンやアライグマ

そして

カラスによって

逃げたり

抵抗する力がないために

痛い思いをしながら

亡くなっていく

外ネコさんがいるそうです。


ここにきた

エリザベスは

ほぼ看取り状態で

最期の時は

近いように感じました。


エリザベスは

ケージの中で1晩明かし

翌日は

たまたまわたくしも

お休みだったため

一緒に病院へと行きました。


先生の診立てでは

脚は折れていないから

神経性のものだろう

回復することはないのでは、と

おっしゃり

抗生剤などを打っていただき

帰路に着いたのです。


帰り着いたのは

結局

同じ場所でした。


エリザベスの保護について

一番最初のお話では

優しい餌やりさまが

預かる予定でした。

しかし

その方はネコさんは

飼ったことがなく

初心者では

お世話はちょっと難しいのでは…となり

捕獲を手伝ってくださった方が

ベテランさまでしたし

お家にいて

スペースもあるため

お願いをしたら

承諾をして下さっていたようです。


それが翌日になると

色々な言葉と共に

全キャンセルとなったそうです。


仕方がないため

こちらで

お世話をさせていただく

こととなりました。



(つづく)