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2022/02/15 08:07
ブルー
Blue
現在フェルメール展が
開催されております。
わたくしの好きな画風です。
復元したらキューピッドが!?
10年前くらいに
東京に来て
時間がない中
美術展に行きました。
その時は
エジプト展とフェルメール展が
同時開催されておりました。
ツタンカーメンの黄金のマスクも
来ていたと記憶しております。
両方行きたかったのですが
飛行機の時間があり
1つしか行くことができませんでした。
そして迷った末に
わたくしは
フェルメール展を
選んだのでした。
どうしても『真珠の耳飾りの少女』を
観たかったのです。
後悔はございませんが
ツタンカーメンが観られなかったのは
ちょっと悔やまれます。
フェルメール展は
大盛況で
人で溢れかえっておりました。
その人々の思いやなんやらで
ぐちゃくちゃな中で
拝見したのを記憶しております。
なんだか落ち着かないのですよね。
人が多いと。
最近ふと思うのですが
人はなぜ
青に惹かれるのでしょう。
フェルメールブルー
北斎の青
最近ですと
紺色に近いですが
ブルーナブルーもございます。
フェルメールも北斎も
岩絵の具
ラピスラズリを使っております。
ラピスラズリ。
ツタンカーメン黄金のマスクにも
使われている石。
前世の記憶で
高い身分のお金持ちの方しか
手にできなかった
ラピスラズリに憧れを抱き
その思いが無意識に働いて
惹かれるのか
青本来の
波長に惹かれるのか
何とも
不思議です。
青は
賢さ
進歩
地球の海のエネルギー
という意味合いがあるようです。
ネガティブな意味ですと
冷酷非情、悲しみなのだとか。
光を描く画家
フェルメールですが
北斎の娘、応為も好きです。
北斎の直球でダイナミックな
色彩も素晴らしいですが
応為の
影の中に描く光は
繊細でしかも
リアリティな情景が表現され
女性らしい作品です。
誰かが
北斎は岩絵の具を手に入れるために
娘を売り飛ばそうとしたと
仰っておりました。
本当に絵具は高価だったのですね。
しかし
ストーンを使っていますので
色自体にも更に
パワーがありそうです。
空も青ですし
水も青。
自然界にはない
青いバラを生み出そうと
人間は開発していたこともあり
青という色には
ミステリアスな謎がございます。
濃淡により
意味合いが違いますが
雄大な広がりに
憧れを抱かずれにいられない
青なのでしょう。
昔ふと胡粉が気になったことがございます。
胡粉は日本画を描く際に使われます。
多分前世で
わたくしも
使っていたのだと思います。